音階練習、3つの効用
「つまんない」「なんのため?」と思われがちな音階練習
目的意識を持てればモチベイションに繋がる?
楽器操作技術向上の為に他ならないのだが、何故そうなのか
1)
音造りの練習で見つけた佳い音を、運指とアーティキュレイションに影響されず、どの音域でも保てるように
2)
全音域で満遍なく行うことで、操作と発音の苦手箇所を見つけ練習時間の配分を考えられる
3)
音階・和声の知識をイメージしつつ行うことで、それら知識とサウンドを心の中に合体させられる
1)は、「基礎練はいい音なのに曲になるとキタナクなる」の解決に向かう身体と心の使い方を身に付けるのに大切
2)は、「苦手箇所こそ時間をかけるべき」に適う練習ポイントの発見に役立つ
3)は、アドリブにせよ読譜演奏にせよ、音楽表現に大切な準備となる
1つの旋律を見ただけで背景に「有り得る」ハーモニーや、有り得る対旋律などを想像できると、演奏の説得力につながる
…といった感じでどうでしょうか?
もちろん他にも色々あるでしょう
思いついたらまた書きますね